本日ご紹介するマイクは、
SHURE(シュアー) SM 57
ゴーナナなどの愛称などでも親しまれていますね!
SHURE SM57は、こちらでも紹介した
SHURE SM58の兄弟みたいなものですね!
こちらもリハーサルスタジオから、
ライブハウス等、幅広く使われ定番のマイクとして、必ず置いてあるマイクです。
本日は、特性や使い方などのご紹介をしたいと
思います!
SHUREとは 〜SM57編〜
SHUREは1920年に、Sidney N. Shureさんが
従業員1名で立ち上げたShure Radio Companyから始まりました。
当初は、無線機を販売する会社でしたが4年後の
1920年にマイクロフォン・メーカーになりました。
それから年月は流れ、1965年に現在のSM57が誕生しました。
以前、SM58の記事でも書きましたが、SM58が先に発売かと思いましたがSM57の方が一年早く発売したのですね!
1965年発売以降、第36代アメリカ大統領リンドン・ジョンソン氏からの演説で使用し始め、
今現在すべての大統領に使われ続けられている
実績のあるマイクロホンです。
日夜ライブハウス、レコーディングにて当たり前の
ように使われている物が、アメリカ大統領演説で
今なお使われ続けている事、これってすごくないですか?
それだけ、SM58もそうですがSHUREの製品は、
アメリカで物凄く信頼、愛されているメーカー
なんですね!
ぜひ、みなさんも購入して周りに、
「俺、アメリカ大統領が演説で使ってるマイクと
同じの持ってるぜー!!!」
と自慢してください!笑
次は、特徴についてお話したいと思います。
特徴について
SM57はダイナミックマイクと呼ばれるマイクで、
大音量、高い音圧に耐えられるような設計に
なっています。
そして、壊れにくい頑丈なマイクです。
その特徴をフルに活かせるのは、特にアタック音が
強いドラム等だと思います。
高い音圧でも歪まずに集音出来るのは
ダイナミックマイクならではですね!
また音の傾向はSM58と似ていますが、
マイク先端の形状の違いによりSM57はハイミッドと呼ばれる音域がより集音できます。なのでSM58よりも音抜けがよく感じられると思います。
よく使用するシチュエーションとしては、スネア、
タム、ハット、ライドのドラム関係、ギターアンプ、アコギ等幅広く使用します。
SM58との比較ばかりになってしまいますが、
大雑把にSM58はボーカル用でSM57は
楽器類全般用と考えていただければと思います。
「じゃあ、両方揃えなきゃいけないのー?」と思いますが、SM58はボーカル、SM57は楽器用と決めつけなくても大丈夫ですよー!
例えば、ボーカルの録り音がSM58だと少し音抜けが悪いな!などの時、SM57の方が楽器隊の中で音が
抜けてくるなどの場合がありますので、状況に合わせて色々な使い方をしてみてください。
ただ、SM57をボーカル用途に使用する場合の
注意点は、上記でもお話した通り形状が違い
ポップフィルター(SM58で言う先端の丸い物)が
ついていないので、「ポップ」ノイズが入りやすく、また唾液等で中のカートリッジが故障するかもしれないので、別にポップガード等を用意していただければボーカル用途でも問題ありません!
それでは、続いて実際の音を聞いてみましょう!
実際の録り音
サンプルをご用意したのでお聞きください。
アコースティック・ギター
スネア
タム
フロアタム
ハイハット
最後に
いかがでしたでしょうか?
音を聞いてみて、よく耳にするサウンドではなかったでしょうか?
このように、SHURE製品 SM57、SM58は多岐に渡り使用されています。
個人的には、宅録で使用するのであれば、
SM57をおすすめしたいと思います。